
Q 5歳の子どもの足の裏にいぼができたのですが、子どもは治療しなくても自然に消えますか?治療が必要かどうかわかりません。
A 小児のいぼは成人より自然治癒率が高く、2年以内に65〜78%が自然消失します。ただし、足底疣贅が痛みで歩くのが不便だったり、数が急激に増えたりする場合は治療を始めた方が良いです。治療するかどうかは、痛み・拡散速度・子どもの心理的負担を一緒に考慮して決めます。
詳細回答
小児期(5〜12歳)は細胞性免疫が活発に発達する時期で、いぼの自然治癒率は成人よりはるかに高いです。研究によって異なりますが、2年以内に60〜78%、4年以内に90%以上が自然消失するという報告もあります。したがって、子どもに痛みがなく急速に広がらない場合は経過観察も合理的な選択です。
治療を検討すべき場合:①足底疣贅により歩行困難・歩行異常、②6ヶ月以内に急激に数が増える場合、③子どもが不安感・自尊感情の問題を訴えるとき、④免疫抑制状態(アトピー重症、ステロイド服用)。小児では冷凍治療は痛みがあり幼い子どもには辛い場合があり、サリチル酸の自己塗布またはイミキモド処方が優先選択肢になります。
漢方クリニックの観点
小児疣贅は形象医学では脾胃(ひい)の気がまだ十分でない時期に外邪が侵入したものと捉えます。小児体質に合わせて薏苡仁・茯苓・白朮中心の軽い処方で脾胃を助け皮膚免疫を強化すると、自然治癒を促進できます。灸は小児には施しにくいですが、軽い外治(ハトムギ煎じ水の塗布)は安全に適用可能です。
